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2015年6月5日金曜日

塾での自習は効果的?

学習塾では授業を受けるだけではなく、自習するのが目的で通っている人もいるでしょう。

駅前などには自習専用の塾もあるくらいです。

それはもはや塾ではなく、自習室ですね。

とはいえ、家で勉強をするのと、塾や自習室で勉強をするのでは効果に違いはあるのでしょうか?

塾で自習する理由

私は塾で自習をするのが好きでした。

1番の理由は、誘惑がないため、集中力を保てやすいからです。

家だと、お菓子を食べたり、テレビを見たり、ゲームだったり、漫画だったり、誘惑が多く、またそれを監視する人も親以外はいません。

でも、塾であれば、そういう環境にはないし、友人や他の人も勉強しているし、お金も払っているのでもったいない気もするし、勉強に集中しやすくなります。

とはいうものの、時々居眠りをしたりしてしまうこともありましたけどね。

トータルで考えると、塾での自習の方が、集中している勉強時間が長いでしょう。つまり効果的ということになります。

なので、学習塾は授業を受けるためだけの場所と考えずに、自習もして自立的な勉強ができる場としても活用すると良いでしょう。

それぞれの塾で、自習ができるかどうか、決まりがあると思いますので、自習ができるような塾を探して選ぶようにすることをお勧めします。

2015年5月29日金曜日

塾を選ぶ理由は、人それぞれ

学習塾はたくさんあります。

なぜなら、昔から需要がありますし、誰でも開校できるので、参入障壁も低いからです。

そろばん教室なんかも、一種の塾の形態と言えるでしょう。

最近では、チェーン型の学習塾が増え、本当に誰でも参入しやすくなりました。

ただ、それが保護者や生徒のニーズに合っているかどうかはまた別の問題です。

塾を選ぶ理由

塾を選ぶ理由は人それぞれです。

個々の家庭の事情やニーズに応じて変わってくるでしょう。

塾を運営する側としては、そのどのニーズに対応するのか、そこをきちんと決めておく必要があると思います。

(例)塾を選ぶ時の理由
  • 学校では勉強しないので、塾で勉強したいから
  • 受験勉強のために、塾で先取り学習をしたいから
  • 親の帰りが遅いので、塾で面倒をみてもらいたいから
  • 塾長が魅力的で、この人の元で指導を受けたいから
  • 塾が家から近いところにあるから
  • みんなが通っているから
  • 一斉指導ではなく、個別に指導してほしいから(個別指導塾)
  • 勉強できる子たちがたくさんいるので、モチベーションが上がるから
  • 知り合いの人が先生なので安心できるから
  • 苦手分野に特化して勉強して、苦手を克服したいから

などなど、他にもまだまだあるでしょう。


塾の種類

消費者目線に立つと、塾を選ぶ際は、塾の種類をまず抑えておかなくてはならないでしょう。

大まかにわけると、学習塾は下記のような種類があります。

1.学習塾
学習塾とは、主に小中学校の放課の後に、有償で学力の補強や学習の補助などをする施設である。公文や学研というのはここになるかと思います。

2.進学塾
進学塾とは、学習塾の中でも、特に受験対策を目的とした学習内容を提供する塾のことです。受験データや入試過去問、合格実績が豊富に揃っているところが良い進学塾です。

3.集団指導塾
学習塾でも進学塾でも、先生1人に対して、だいたい3人以上の生徒を相手にする場合は、集団指導塾と言えるでしょう。学校の授業と同様に、従来はこの形式が主流でした。

4.個別指導塾
学習塾でも進学塾でも、先生1人に対して、2人以下の生徒を相手にする場合は、個別指導塾と言えるでしょう。先生1人に対して生徒1人がしっかりとした個別指導塾です。

5.サテライト授業、イーランニング
いわゆる映像授業を行う形式の塾になります。受講生はDVDやパソコンを利用して、録画された授業、あるいは、プログラムされた授業を、好きな時間に受講します。常に同じ授業が提供されるため、教務品質が統一されていることが最大の特徴です。


実際の塾では、これらの種類が複合的に採用されていることが多いです。映像授業で集団指導を行うパターンもありますし、イーラーニングで個別指導を行うパターンもあります。受験対策に特化しているか、学校の教科書対応に特化しているか、それもぞれぞれの塾のカラーとなります。

塾を選ぶ際、保護者は、まずこういった分類を知り、子供や家庭のニーズに適応してくれる塾を見つけることが、お互いにとって良い結果をもたらしてくれる要素となるでしょう。


なので、塾を選ぶ際は、チラシなどだけで判断せず、無料体験授業を受けたり、塾長や講師と話しをしてみて、その塾がどんな形態で運営されているのか、きちんと把握してから子供を塾に入れるのが良いと思います。






2015年5月28日木曜日

個別指導の原点はヨーロッパ?

Wikipediaで「個別指導」を調べてみました。

信頼性があるかどうかは、少し置いておくとして、下記のような説明がありました。

まずは定義です。

●個別指導とは
個別指導(こべつしどう)とは、教育現場での指導方法の一つで、対象となる生徒の人数に着目していう言い方。反対は、一斉授業で、両者の中間に、分団指導、もしくはグループ指導がある。個別指導の利点は、生徒の理解の深さがよくわかるということで、短所は他の生徒達との比較で、生徒の学習の度合いを客観的に測定する尺度がないということである。
続いて、その歴史に関する記述です。

●個別指導の歴史
フランス革命以後、ヨーロッパでは公教育が始まったが、近世初期は貴族や上流階級の家では、教育は学校に通わせるのではなく、家庭教師(ガヴァネス)を雇って家で学ばせることが一般的であった。イギリス経験主義の哲学者ジョン・ロックが書いた『教育についての考察』は、そうした家庭で学ぶ子どもの指導についての教育論で、個別指導についての教育論としてはユニークなものである。 

これを見ると、個別指導というのはやはりコストがかかるためか、貴族や上流家庭での教育であったようです。現在ではだいぶコストも低下しているますので、一般家庭でも個別指導や家庭教師が普及していますが、一昔前までは貴族の教育システムだったんですね。

確かに、集団指導に比べて授業料は高くなりますからね。教師は、「学習内容」の指導だけでなく「勉強の方法」の指導も行うことが多いですし、全体の流れを把握して、担当する生徒に応じたペース配分ができるようになるまで、少人数に対する指導とはいえ講師にかかる負荷は大きいですから。

今ですと、個別指導塾の授業料は、集団指導塾の授業料と比べて月額で20%程度高いという感じではなないでしょうか。昔だと倍近く差があったのでしょうけどね。

ただ、少子化ということや、個性の多様化という時代の流れがあり、学習塾は着実に個別指導スタイルへのシフトが進んできています。今後もしばらくこの流れは変わらないでしょう。

2015年5月26日火曜日

塾に通うタイミング

小学生、中学生、高校生のどの時期に塾に通い始めるのが良いでしょうか。

それは塾に通う目的によって異なると思います。

また、家庭学習の力の入れ具合によっても異なってきます。



いろんな理由で、学校では勉強できない子が基礎力をしっかりと身に着けたいというのであれば、早い時期から塾に通った方が最終的に効率が良いと思います。

基礎力がついていると結局、応用への転用が早く効くので、勉強の効率が上がるからです。


学校の授業や家庭学習・自習で基礎力がついている生徒は、基礎力を養う意味で塾に通う必要はないでしょう。むしろ、非効率になってしまいかねません。

こういう生徒は進学塾で先取り学習を進めたり、応用コースを受講したりするのが良いです。


その他の観点として、小・中・高のどの学年時に塾に通い始めさせるのが良いか、迷う親御さんがいらっしゃいます。

多くの方は最高学年や、最高学年のさらに後半期から焦って塾に通うようになります。

しかし、それでは一般的には遅い可能性があります。

その生徒の学力や地頭力次第ですが、やはり、基礎から応用にかけて、必要な範囲を学習し、理解するには一定の時間が必要になります。

学力の向上にも踊り場がありますし、その時間を考えると、最高学年の1年前、つまり小学生なら小学5年生、中学生なら中学2年生、高校生なら高校2年生から塾に通い始めるのが良いと考えられます。


そうすることで階段を上るような学習効果を期待でき、本人への負担も大きくはかかってこないので継続しやすいでしょう。最高学年になったから急にアクセルを踏み込むようなやり方は、できる生徒ももちろんいますが、大半はしんどいだけで、それほど大きな学習効果を得られずに終わってしまうことが多いようです。それではせっかく通塾することにしたのにもったいないですよね。

なので、通塾のタイミングは思っているよりも一呼吸・ふた呼吸早いタイミングからというのが良いと思います。

2015年5月22日金曜日

個別指導にも種類がある

ひとくくりに個別指導と言っても、その中にいくつか種類があります。

ざっくり分けると


  1. 家庭教師型個別指導
  2. いわゆる個別指導
  3. 完全個別指導

という感じです。


まず、家庭教師型の個別指導は、指導する場所が生徒の家庭であることがほとんどで、先生対教師が1対1であることが特徴です。

運営側の目線では、オペレーションの事務所は必要になりますが、生徒を指導するためや授業をするための教室は不要なため、地代家賃の経費が抑えられるというメリットがあります。

生徒側の目線では、通塾が必要ないため、時間効率が良い点や完全に自分のプライベート空間で指導を受けられ、先生も独占できるるため、自分のペースで勉強がやりやすいという点があると思います。ただし、その半面、授業料は高くなりがちです。


次に、いわゆる個別指導です。ただただ単純に「個別指導」と謳っている塾や、都会の個別指導にありがちですが、先生1人に対して生徒2~3人という形式の個別指導です。1対1ではない点に注意が必要です。

少人数での授業に間違いはないのですが、完全個別とは少し異なります。個別指導的な側面とコスト抑制的な側面を両立させようと、このような形になっているようです。個人的には、この形式は生徒の性格によっては個別指導のメリットを引き出せないため、オススメできません。


最後に、完全個別指導です。先生1人に対して生徒1人という形式で、個々の性格や学力に合わせて指導内容を臨機応変に変える形になります。

保護者や塾生が求める個別指導、はこの形が多いでしょう。家庭教師との違いは、指導の場所が、塾生の自宅ではなく、教室であるということです。

そして、最近は、授業を行うのが、塾長や塾が雇うアルバイト教師ではなく、eラーニングで作られたアニメーション教材や一部のカリスマ教師による映像授業(サテライト授業)が増えてきています。これはコスト構造を考えると必然的な流れでしょう。塾生側にも、教務品質にブレがないことや時間帯を問わずに授業を受講できることが大きなメリットです。


以上のように、個別指導といってもいくつかの種類があります。

今後、さらに個別指導の形態が「個」の力を効率的に伸ばす方向に進化していくでしょう。そこにeラーニングは欠かせないと思いますが、もちろん、それだけでは絶対にダメです。具体的には、生徒と塾の関係=生徒と先生(指導)の本質は、人と人ですから、塾を運営する塾長やチューターの授業外での役割がより大切になってくると思われます。


2015年5月18日月曜日

生徒が塾に通うということ

塾に通う目的は人ぞれぞれですよね。

とは言え、一番多い目的はやはり成績を上げたい、ということでしょう。塾で勉強する時間を確保することで学力を補完して欲しいということですね。あとは、学校の教師よりも分かりやすい授業を提供してもらうことで着実に学力を向上させたいとか、そういう目的があると思います。


ただ、人によっては学力向上、成績向上以外のことを塾に求める場合があります。


それは「居場所」です。


塾に自分の居場所を求めてくる学生もいます。


学校では居場所を作れなかった生徒や家庭に居場所がないと感じる生徒は、塾に居場所を求めたりすることがあります。

塾にいると落ち着く、塾で勉強をするのが好き・・・


そういう生徒も一定数います。


だからこそ、その学習塾は勉強をするための場所、授業をしてくれるためだけの場所という画一的なものではなく、そのような心のニーズにも応える必要があるのだと思います。

むしろ、心のニーズをくみ取り、それに対して応えている塾は、その場所で永く続いていく塾なのでしょう。なぜなら必ず必要とされるからです。


そういった意味では、集団の一斉指導型の塾よりも、個人の個別塾の方が心のニーズへの対応はしやすいでしょうし、求められやすいでしょう。


塾に来る生徒がどんなニーズを持っているか・・・保護者のニーズも大切ですが、塾が最も大切にすべきはやはり塾に来る本人である生徒のニーズだと思います。

2015年5月15日金曜日

個別指導塾への期待感

学習塾では一斉指導から個別指導への流れがあることは確かです。

それは保護者・生徒のニースがあるからです。

ただ、それゆえに、個別指導塾には期待感が大きくのしかかってきています。

「個別指導ならちゃんと見てくれる」

「個別指導なら絶対に成績が上がる」

という大きな期待感です。


しかし、個別指導といえども、生徒にはさまざまなタイプがいるため、全生徒の成績が同じように上がるというのはもちろん幻想になります。

一斉指導でも全生徒の成績が同時に上がるということはまずないのと同じです。

もちろん、個別指導という形態がピッタリと合う生徒は成績の伸びが早いでしょう。

そういった意味で、その生徒の性格や学習状況でその辺りは変わってきます。

なので、反対に、実は個別指導に馴染まない生徒に関しては、

「意外に成績が上がらない」

「手厚いわけでもない」

という保護者側の不満が上がったりします。

そういうときは個別指導にこだわらずに、一斉指導の塾にもう一度戻してみたりすると案外成績が伸びるということがあります。

ですので、親は子供のペースに合った学習ができるように、子供と相性の良い塾選びをしてあげるという心持ちをいつも持っていたいものです。

2015年5月14日木曜日

有名な個別指導塾まとめ

有名な個別指導塾をまとめてみます。

個別教室のトライ
 
 家庭教師で有名なトライの個別指導塾バージョンです。講師と1対1の対話の中で「生徒自身に習ったことを説明させながら授業を進行する」というのが特徴で、生徒が分からないまま進む事がなく、理解度を飛躍的に向上させる事が出来るとアピールされています。


 「個別指導塾」で検索したときに1位表示されるSEO対策ばっちりの個別指導塾です。小中高に対応している無学年式のようです。低料金が特徴のようで、キャンペーンの文字が目立ちます。予備校のようなイメージの塾でした。


 大手ですね。どこに行ってもあるイメージです。黄色と青色がコーポレートカラーとして統一されていて大手にしてはスタイリッシュな印象を受けます。ホームページもしっかりとしたサイト構造になっており、分かりやすいです。実際、個別指導としても、まずハズレのない品質を提供してくれるのだと思います。

TOMAS

 講師陣が個性的な印象です。指導範囲は幅広く、小学生~高校生まで、受験対策から内部進学対策までとニーズに応じて対応する用意があるようです。リソー教育グル―プの個別指導です。



成績保証がウリの個別指導塾です。ユーチューブを活用してCMを流すなど、WEB対応もしっかりしている印象です。先生1人に生徒2人までという形式なので完全個別指導ではないようです。コースは豊富なのでニーズに応じて選択できます。


上記のような個別指導は今後もニーズがあると思います。ただ、大手で人数が増えて、教師の質にバラツキが生じたり、教師の目が行きとどかず、結果として個別指導にならなかったりするのは本末転倒であるので、そこに対してどのようなケアやフォローを行っていくかが重要になってきそうです。利用する立場からすると、そういうところのフォロー体制を見ることで塾としての信用を確かめることができると思います。

大手の個別指導が良いところは、受験対策などの情報が豊富であることや個別とは言え、生徒の競争心が生まれやすいので、そこで力を発揮できる子には刺激になるということがあると思います。あと、塾としての設備も整っているところが多いでしょう。

ウチは上記のような有名な塾とは程遠い個別指導塾ですが、一人ひとりに真に向き合える塾、個性のある塾、居心地の良い塾としてやっていきたいと思います。

大手と個人塾とではどちら良いということは一概にはないと思います。それこそ、生徒の性格や学習状況に合わせてどちらの方が合っているか、勉強が進めやすいかで、とにかく自分に合った学習塾を選択すると良いと思います。

そのためには体験授業を受けて見たり、塾長や教師と直接話をしてみたり、ホームページで指導内容や指導方針、使う教材などを見てみると良いでしょう。

せっかく時間とお金を費やして通う塾なのですから、自分と相性の良い塾を見つけてもらいたいですね。






従来型個別指導塾の課題

時代のニーズに合わせて個別指導形態の学習塾は増加してきています。

ただ、単純に個別に指導を行う形態の学習塾というのではニーズに対応しきれません。

なので、個別指導塾の中にも生き残っていく塾とそうでない塾とに分かれ始めているという状況です。

では、生き残っていく個別指導塾とはどのようなものなのでしょうか。

個別指導塾が抱える課題点を挙げながら考えてみたいと思います。


【従来型個別指導塾の課題】
  1. 経営の観点としての、非効率によるコスト増
  2. アルバイト講師を雇用した場合は、指導の質が大きくバラつく
  3. 集団指導よりも月謝が高いため、本当に必要な総学習時間が確保できず、結果として成績が上がらない
  4. 生徒フォローが大変で、保護者へのフォローまで手が回らない
  5. 本当に個別に対応できる時間が限られる

こう考えると、せっかくの「個別」指導なのに、そのことが足かせになってしまうパターンが多いように思えます。

ですので、個別指導のメリットを最大限に引き出すためには、コスト構造の改革や指導方法の改革が必要になるでしょう。

そこに1つの光りを当ててくれるのがeラーニングであると思います。

eラーニングでは、固定コストの低減と指導方法・教務品質の統一が実現できるからです。

例えば、eラーニングで実現したコスト減・時間減を保護者フォローや生徒フォローに回すことでトータルでの生徒ケアが向上します。

また、月謝をいままでよりも抑えることで総学習時間を伸ばし、成績が向上する生徒を増やすことができます。

このように、これからはeラーニングをうまく活用した個別指導塾が時代のニーズともフィットし、生き残っていくように思えます。

2015年5月13日水曜日

さまざまな学習塾の形態の中で個別指導塾が果たす役割

多様化するニーズに応えるため、学習塾もさまざまな形態で対応しています。

代表的なところは以下の形態です。

  • 集団指導型
  • 個別指導型
  • 自習型
  • 映像学習型
  • Eラーニング型
  • 家庭教師型

つい最近までの学習塾では、教師1人に対して、20人前後の生徒で一斉授業というのが普通の光景でした。

ところが、最近では子供の個性や家庭の事情が多様化し、そのような一斉授業には馴染まない家庭が増えてきたため、個別化の流れへと移っています。

いっときは家庭教師が流行りましたが、少し値段が高くなってしまうため、現在は個別指導型の塾のニーズが増えているように思えます。

個別指導は先生が一人の生徒につきっきりになることで、その生徒をしっかりと見ることができ、とりこぼしなく指導できるというのがメリットです。また、生徒の性格に合わせた授業を行うというところまで今の塾は最適化されてきています。

むしろ、生徒とその保護者への個別対応がしっかりとできる塾が個別指導塾の中でも生き残ってきている印象があります。


今後、この個人の多様化の流れが加速すると思われる中、個別指導学習塾が必要とされる機会がますます増えてくるのではないでしょうか。

2015年5月12日火曜日

IT化する学習塾

時代の流れに伴い、学習塾の形態が多様化してきています。

例えば、現在は個人の時代、IT化の時代と言われるように、それらを反映する形で、個別指導塾やEラーニングを活用した塾が増えて来ているようです。

学習塾の経済規模は年間約9000億円超です。

その中で上記のとおり「個別指導塾」が市場の拡大を 牽引してきたと言われています。

そしていま、単なる個別指導塾から次のフェーズに移行しようとしています。

それが、Eラーニングを活用した個別指導塾です。

私たちの身の回りでは、パソコンやスマートフォン、タブレットが普及し、インターネットへの常時接続が可能となりました。

このような背景から、学習塾にデジタル教材が急速に普及しつつあるようです。

そして、デジタルに違和感を抱かない若い親ほど、子どものデジタルプログラムの利用にポジティブな反応を見せています。

これからはこのような世代が世の中の主流になってくるでしょうから、この動きはますます加速するものと推察されます。


今はまだ発展途上のネットを利用した教育ですが、

これからさまざまなコンテンツや機能が追加され、進化が加速するでしょうから、教育の新しい展開が待っていることと思われます。