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2015年5月18日月曜日

生徒が塾に通うということ

塾に通う目的は人ぞれぞれですよね。

とは言え、一番多い目的はやはり成績を上げたい、ということでしょう。塾で勉強する時間を確保することで学力を補完して欲しいということですね。あとは、学校の教師よりも分かりやすい授業を提供してもらうことで着実に学力を向上させたいとか、そういう目的があると思います。


ただ、人によっては学力向上、成績向上以外のことを塾に求める場合があります。


それは「居場所」です。


塾に自分の居場所を求めてくる学生もいます。


学校では居場所を作れなかった生徒や家庭に居場所がないと感じる生徒は、塾に居場所を求めたりすることがあります。

塾にいると落ち着く、塾で勉強をするのが好き・・・


そういう生徒も一定数います。


だからこそ、その学習塾は勉強をするための場所、授業をしてくれるためだけの場所という画一的なものではなく、そのような心のニーズにも応える必要があるのだと思います。

むしろ、心のニーズをくみ取り、それに対して応えている塾は、その場所で永く続いていく塾なのでしょう。なぜなら必ず必要とされるからです。


そういった意味では、集団の一斉指導型の塾よりも、個人の個別塾の方が心のニーズへの対応はしやすいでしょうし、求められやすいでしょう。


塾に来る生徒がどんなニーズを持っているか・・・保護者のニーズも大切ですが、塾が最も大切にすべきはやはり塾に来る本人である生徒のニーズだと思います。

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