ただ、単純に個別に指導を行う形態の学習塾というのではニーズに対応しきれません。
なので、個別指導塾の中にも生き残っていく塾とそうでない塾とに分かれ始めているという状況です。
では、生き残っていく個別指導塾とはどのようなものなのでしょうか。
個別指導塾が抱える課題点を挙げながら考えてみたいと思います。
【従来型個別指導塾の課題】
- 経営の観点としての、非効率によるコスト増
- アルバイト講師を雇用した場合は、指導の質が大きくバラつく
- 集団指導よりも月謝が高いため、本当に必要な総学習時間が確保できず、結果として成績が上がらない
- 生徒フォローが大変で、保護者へのフォローまで手が回らない
- 本当に個別に対応できる時間が限られる
こう考えると、せっかくの「個別」指導なのに、そのことが足かせになってしまうパターンが多いように思えます。
ですので、個別指導のメリットを最大限に引き出すためには、コスト構造の改革や指導方法の改革が必要になるでしょう。
そこに1つの光りを当ててくれるのがeラーニングであると思います。
eラーニングでは、固定コストの低減と指導方法・教務品質の統一が実現できるからです。
例えば、eラーニングで実現したコスト減・時間減を保護者フォローや生徒フォローに回すことでトータルでの生徒ケアが向上します。
また、月謝をいままでよりも抑えることで総学習時間を伸ばし、成績が向上する生徒を増やすことができます。
このように、これからはeラーニングをうまく活用した個別指導塾が時代のニーズともフィットし、生き残っていくように思えます。
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