日本語版ではなく、英語版の方(Google.com in English)のGoogleの「ホームページ」で、
<音声検索>ができるようになっている。
ご存じだっただろうか?
■試しに検索してみた
検索窓の右端にマイクのアイコンがあり、そこをクリックすると、「お話しください□□□」と表示され、試しに、「Japanese(ジャパニーズ)」と発音したら、完璧に「Japanese」で検索結果が表示された。
続いて、日本語ならどうだ!?と思い、 「昼ごはん!!!」 と発音したら、見事に「昼ごはん」で検索結果が表示さた。
認識精度は驚くほど高い。
PC音声検索は、いつからできるようになっていたのだろうか。日本語版のホームページにはまだマイクアイコンは実装されていないので、β版ということで、やはり最近なのだろう。あなたはご存じだっただろうか?ちなみに、この件を昨日Google+のストリームに投稿したら、驚いたというリアクションとともに多くの反応があった。つまりまだ知らない人が多いようだ。
Googleはより検索の精度を向上させるためやどんな言葉で検索されるかというデータを収集し、更なる改良を加えて本格的にローンチしようとしているのかもしれない。
■スマートフォンでは実装済み
ただ、「レディーガガ」の検索でCMでも有名なように、auのスマートフォンでは既にデフォルトで音声検索が入っている。また、その他のキャリアであっても、アプリで音声検索アプリのダウンロードが可能である。
これは、スマホの方がタイピングに時間がかかる分、音声検索の需要が高いということもあったのだろう。PCなら文字を打ったり、リンクをクリックしたりする方が速かったりするため、その辺どのようにして音声検索のメリットを出していくかが問われる。恐らくはそういうこともあり、β版として、いろいろ実験しているのだろう。
スマホではかなり長めの言葉や表現も検索エンジンは理解するようになっているので、PCでも、だんだんソフトな検索=「渋谷のおいしいお店はどこ?」みたいなものに対応してくるのかもしれない。
■より広い需要が取り入られるように
さらに、これは仮説だが、このPCでの音声検索によって期待できることは、今までタイピングの問題でPCを触ることができなかった高齢層及び障害者の需要を取り込むことができるということであろう。
何らかの理由でタイピングは出来なくても、しゃべることができれば、後はクリックするだけだから、そのような人でも簡単に検索ができる。
またあらゆる言語にも対応できるようになれば、インターネットでGoogleのホームページを開きさえすれば、あとはしゃべることとクリックだけであらゆる情報収集が可能になる。そういった用途だけに限ると極端な話、PCのタイピングボードは不要になり、その分そういった用途に限定したPCが安価で提供できるようになる可能性があろう。
■脳波検索!?
とにかく、技術革新(正確さも含めて)のスピードは物凄く早い。音声検索以外にもHTML5によってブラウザ上であらゆることが実現可能になってきている。ゲームや動く画面など、驚くほど精度・ヴィジュアル感度が高い。
また、スマホを利用した赤外線の画面・タイピングボードなども出てきており、その画像はYouYubeでも盛り上がった。
このようなことが次々と実現可能になるこの世界。
本当に不可能という言葉はないのかもしれない。
検索技術のこの次は、噂の脳波検索だろうか。。。
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